レディースローン

内部ラグと外部ラグ

金融政策の有効性に関して、タイム・ラグの問題は重要な問題の1つである。なぜならそれは、金融当局による景気安テ化政策がすみやかに確実に発揮されることを妨げる大きな要因であるからである。ラグを大別すると内部ラグと外部ラグからなります。内部ラグは政策対象となる事態の発生から政策当局による何らかの対応−政策の実施−がなされまでの間に生じるラグです。さらに、これは事態の発生―失業・インフレーション等−から、当局がまず最初に、(1)それを認知し、次に、(2)それに対する政策を立案・決定し、最後に、(3)それを実施に移すまでに生じるラグに分類されます。これら3段階のラグはそれぞれ、(1)認知ラグ(recognition lag)、(2)決定ラグ(decision lag)および、(3)実施ラグ(action lag)と呼ばれるものです。それに対して外部ラグは政策が実施されてから達成目標にその効果が発揮つくされるまでのラグであり、政策効果のラグであるいは調整ラグと呼ばれるものである。これは政策効果の波及経路に介在するラグである。いま金融政策の場合を例にとると、図W-1に示されているように、何らかの政策手段の実施から金融当局の意図する操作目標・中間目標及び最終目標に至るまでに政策効果に生じるラグである。

金融

資産効果

それに対して外部ラグは政策が実施されてから達成目標にその効果が発揮つくされるまでのラグであり、政策効果のラグであるいは調整ラグと呼ばれるものです。これは政策効果の波及経路に介在するラグです。現在の金融政策の場合を例にとると何らかの政策手段の実施から金融当局の意図する操作目標・中間目標及び最終目標に至るまでに政策効果に生じるラグです。資産効果は起因別に直接資産効果と間接的資産効果に分類されます。資産効果は民間部門の資産保有者に生じるものであるから、その効果は資産保有者の実質資産変動の認知にはじまり、消費支出等の経済行動の変更決定、行動の実施によって具体化されます。